繊細で細密な描写が特徴で、作品から感じられる空気感を大切に制作に取り組んでいる。
立体的なものよりも、自然が作りだした色や形に魅力を感じ、花鳥風月がモチーフとなることが多い。
中でも、その時々の自分の感性にヒットしたモチーフと向き合うことを心掛けており、常に新しい表現や技法に取り組むことを心掛けている。
白馬三山をこよなく愛し、白馬三山をはじめ富士山、白山など山と向き合いながらの制作は至福の時である。
母の話によると、2歳頃から言葉を喋るようになるより先に紙とえんぴつで絵を描いていたとのこと。家族旅行に出掛けても、宿に着き部屋でくつろぐや否や紙に絵を描きだしていたと。 中学生の頃、高校には進学せずアニメーターになる!と言い出すも両親の説得により普通高校へ。その頃から、美術を学ぶことは心に決めていた。
高校生から画塾で学ぶようになり、様々な指導者との出会いの中で自然に日本画を選んでいた。
美大で美術を学びたい、模写事業に携わりたい、院展に入選したい、日本美術院の院友になりたい、というふうに、現在までは少し先にある目標や思いを実現させて今があるように思う。 今後も、目の前に来たチャンスや課題、心が動くモチーフに対して真摯に向き合い、技術と感性を磨いて絵を描き続けて行きたい。
1966年 | 愛知県生まれ |
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1991年 | 愛知県立芸術大学 美術学部美術学科日本画専攻 卒業 |
1993年 | 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科美術専攻日本画領域 終了 |
1993年~2008年 | 愛知県立芸術大学 国宝模写制作参加(西大寺十二天、神護寺(伝) 平重盛、東大寺倶舎曼荼羅、神護寺釈迦如来像<赤釈迦>、法華寺阿弥陀如来 他) |
2012年 | 第68回 春の院展 初入選 |
2012年 | 再興第97回院展 初入選 ※以降毎年出品 |
現在 日本美術院 院友
片岡球子、松村公嗣 に師事
日本画だけではなく立体、油絵、水彩等様々なジャンルの愛知県立芸術大学OBによるグループ展(2018年で24回を数える)
※愛知県立芸術文化センターにて毎年開催
名古屋近郊で活躍する日本画家のグループ展(2019年で22回を数える)
※愛知県名古屋市中区妙香園画廊にて毎年開催
日本画の極小作品を集めたグループ展
※愛知県名古屋市千種区 5Rにて毎年開催